ここではまずはDJをするために必要な機材について紹介しましょう。
DJをするためにまず必要なのがレコードを再生するターンテーブル。これがなければ何も始まりません。最近ではCDでDJができるCDJというDJ用CDプレーヤーが発売されていて、CDでDJも可能です。MIXするためには最低でも2台必要で、なかには3台使用するDJもいます(特にミニマルテクノDJに多い)。なお、アナログレコード用ターンテーブルでは「レコード針」と「カードリッジ」が必要となります。レコードはプラスチックの円盤に彫られた溝にそって「針」が振動し、それをカードリッジで電気信号に変えることで音楽の再生しています。
次に必要なのがDJミキサーです2台のターンテーブルからでる音を混ぜて曲と曲をMIXするために必要となります。DJミキサーにはさまざまな種類が発売されており、その中から選ぶのはなかなか難しいことです。選択する際は音楽のジャンルやミックススタイルを基準にするとよいでしょう。このことは長くなるのでおいおい述べることにします。
また、一般的DJといえば方耳でヘッドフォンを聞いている姿を想像するように、ヘッドフォンが必要です。次にかける曲やスクラッチするネタなど、実際にスピーカーから出ていないほうのターンテーブルの音をモニタリングするために必要です。
最後に必要なのがスピーカーとアンプです。あたりまえですが、これがないと何も聞こえません。とりあえずは、外部入力つきのミニコンポや、パソコン用パワードスピーカーでもOKですが、金銭的に余裕がある人はモニタ用パワードスピーカーを買ったほうが良いでしょう。
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